小泉医院遠絡医療センター ブログ

医療法人財団 東西医会 草加整形外科内科&小泉医院 遠絡統合医療センターからの情報発信です☆

小泉正弘医師が「線維筋痛症の病態と治療」をテーマに学術講演を行いました。

2019年10月27日 日本教育会館にて

「日本遠絡統合医学会主催 2019年度秋季学術研修会」が開催され、

当院院長の小泉正弘医師が「線維筋痛症の病態と治療」をテーマに学術講演を行い、

堂下佐知子治療師が症例報告を行いました。

当日の医学会の様子がDVDになったものの中から、小泉医師の講演と堂下治療師の症例

報告の様子を抜き出し、3分以内にしたものをご紹介いたします。

遠絡統合療法(遠絡療法)は、西洋医学的に診断し、東洋医学的な手法を使用して

難治性の痛みやしびれをはじめとする様々なご症状に対応可能です。

線維筋痛症」と診断を受け、なかなか麻酔科・ペインクリニックや神経内科科などの

治療での改善がない場合も、どうぞあきらめずにご相談ください。

また、遠絡統合療法(遠絡療法)の治療全体をご紹介するセミナーが

2020年1月19日に都内で開催されます。(医療従事者対象)

ご興味がある方はご連絡ください。

 

 

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下のリンクをクリックすると動画(3分以内)視聴できます

vimeo.com

 

 

 

小泉正弘医師による「線維筋痛症」の学術講演があります!

線維筋痛症は、長期にわたって身体のあちこちが痛み、疲労感、不眠、頭痛、気力の低下など様々な症状を伴う原因不明の病気です。

小泉医院遠絡医療センターでは、線維筋痛症の診察や遠絡療法に西洋医学東洋医学、ドイツ振動医学など多方面からの治療を行い、効果をあげています。

今回(一社)日本遠絡統合医学会 学術研修会にて、当院院長の小泉正弘医師による 『線維筋痛症(全身痛)の病態と治療』をテーマとした学術講演があります。

医療従事者向けの講演ですが、学術研修会は医学会会員以外の参加も可能です。   当院主任治療師の堂下より『当院における線維筋痛症の治療実績および症例報告』も 予定されています。    

             

       

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    2019年度秋季学術研修会&総会 

    日時:2019年10月27日(日) 10:00~15:00(9:30開場)

    会場:日本教育会館 8階・第3会議室   東京都千代田区一ツ橋2-6

      (地下鉄メトロ 神保町駅A1出口より徒歩3分)

        

   道案内専用ページ  http://www.jec.or.jp/koutuu/index.html

         

    会費:会員   事前振込み 5,000

             当日払い 6,000

       非会員        10,000

     

【当日スケジュール】   学術研修会「紅葉会」&「2019年度総会」

 

10:00

 

特別講演 「慢性痛治療の現状と展望」           

外須美夫先生

国際医療福祉大学副学長 九州大学麻酔科教授)

11:00

午前の部 学術講演1                      

「遠絡統合医学・ 体質 ~分類と見方の要点~」
 

渡辺実千雄先生

(わたなべ医院 院長)

12:00

昼食休憩

 

12:40

午後の部  学術講演2

線維筋痛症(全身痛)の病態と遠絡治療」          

小泉正弘先生

(小泉医院遠絡医療センター院長)

13:40

症例検討会

線維筋痛症 小泉医院遠絡医療センターの治療実績と症例報告」

 

「OPLL(後縦靭帯骨化症)症例報告」

 

堂下佐知子

(小泉医院遠絡医療センターPT)

 柳井谷深志先生

(児玉整形外科 麻酔科医師)

14:20

15:00

『2019年度総会』 

 

 

 

 参加の申込み、お問合せは小泉医院遠絡医療センター 堂下まで

 TEL: 048-927-5370   FAX    048-927-5360   mail: koizumienrac@gmial.com

     

 または下記リンク、日本遠絡統合医学会公式サイトより どうぞ

     https://www.enractogo.com/home-1

 

 

     

 

 

 

 

 



 

【手首や指の痛みを自分でケアする セルフトレーニングのご紹介☆】

 手指の末端の関節がふくれて変形し痛む「ヘパーデン結節」(写真)

 指を曲げるとなかなか伸びなくなる「ばね指」   

  母指(親指)の付け根が痛む「ドゥケルバン病」

                 

             f:id:koizumitougouiryou:20190912171335p:plain (ヘパーデン結節)

                        

 手首や指のトラブルは出産後や更年期以降の女性に多くみられ、

 ホルモンとの関連が指摘されています。

 その他にも、長年指を酷使する仕事に従事していたり、

 パソコンやスマホで負担がかかったり、悩んでいる方は

 老若男女問わず大勢いらっしゃると思います。

 

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                 ※写真 powered byLINE NEWS 毎日が発見より引用

 

 小泉医院遠絡医療センターでは、

 痛みを出している脳や脊髄、脊髄神経など大元からの原因を西洋医学的に診断し、

 遠絡統合療法という東洋医学的な手法で改善しています。

 例えば、母指の付け根の痛みに対して腰部の脊髄部分の治療を行うなどして、

 改善に導きます。

 (どこに行っても治らない手首や指の痛みで悩んでいる方は、ご相談下さい)

 

 このブログでは、手指の痛みと筋肉の関係を知り、

 なるべく自分でケア(改善・再発予防)できる方法をお伝えしたいと思います。

 

 手指の痛みや変形は、指の筋肉が働きすぎていることが

 大きな要因のひとつになっています。

 

 指の筋肉の多くは前腕からきています。(図参照:深指屈筋・浅指屈筋など)  

 指を曲げる筋肉は前腕からきているので、手首を曲げる働きもあります。

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 手首を曲げる筋肉の中には、前腕から手首にかけて付着し

 主に手関節を支え手首を曲げる働きをする重要な筋肉があります。

 

 代表的なものが、

 小指側についている尺側手根屈筋(しゃくそくしゅこんくっきん)と

 親指側についている橈側手根屈筋(とうそくしゅこんくっきん)です。

 

    

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 この2つの筋肉が弱くなると、前腕から手指までついている筋肉や

 手のひらから指についている筋肉(手内筋群)に

 過剰に力が入りやすくなり指の関節が硬くなったり変形しやすくなります。

 

 手指に過剰な負担がかからないようするためには、

 尺側手根屈筋と橈側手根屈筋の筋力を保ち向上させることが重要です。

 

 ちなみに、どちらの筋肉も肘と手首をまたいで付着していますので、

 手首が悪いと肘も変形したり硬くなります。

 この2つの筋をトレーニングすることで

 肘の痛みや変形も改善する場合が多くあります!

 

 小泉医院遠絡医療センターでは、

 遠絡療法にて痛みを改善しつつ、再発を予防するために

 関節トレーニングによるリハビリやセルフトレーニングの指導なども

 実施しています。

 

 まずは、下の3つのトレーニングをご自分で試してみてください!

 1日2~3回 継続することで痛みが改善する方もいます☆

   

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     (参考:JTAフラッシュリプロ療法/関節トレーニングの理論より)

 

  ご質問などがあればお気軽にお問合せ下さい。

        

   小泉医院 遠絡医療センター  埼玉県草加市中央1-1-18 
                 TEL: 048-927-5370 
                 mail: koizumienrac@gmail.com

    

      

         

 

 

腕のCRPS(複合性局所性疼痛症候群)や重度の冷え症の方へ  自分で治療! 温冷交代浴のススメ

温冷交代浴をご存知ですか?

 

入浴時に温水と冷水交互に入ることで、体の不調や疲れをとる入浴法です。

 

血管の収縮や拡張を繰り返すことで血流の流れを促進し血流を増やします。これで「むくみ」や「痛み」「筋肉痛」を軽減します。また他にも自律神経のバランスを整えてくれる効果が期待できます。

 

一般的にはアスリートの方が、全身のボディケアやメンテナンスに使うことが多いセルフケア方法です。その場合は、入浴施設の設備を利用するか、ご家庭であれば浴槽で温浴後シャワーでの冷水浴を交互に行うなどで簡易的に行うことができます。(温度差があることが大切なので、シャワーによる冷水浴でも効果は期待できます。)

 

CRPS(複合性局所疼痛症候群)と呼ばれる神経障害性疼痛は、外傷などによる神経損傷のあとに傷が改善しても、焼けるように痛む灼熱感やビリッと痛みが走る電撃痛などを主とした痛みや、皮膚の変色、関節の拘縮等を合併する大変ツライ病気です。外傷などのきっかけがなく、原因不明で発症する場合もあります。温冷交代浴は、このCRPSの痛みに効果があることが報告されています。

 

この場合は、全身浴ではなく手、足などの症状のある部位を、通常42度前後の温水に3~4分、10度前後の冷水に30秒~1分、交互に入れて4~5回繰り返し、最後は温水で終了します。

 

単純な温浴よりも体表温度が2度前後上昇し、交代浴後も約30分間温度上昇が持続します。さらに皮膚を通しての温冷刺激が特殊な感覚神経を刺激しCRPS独特の痛みの改善を促します。

 

しかし、ご自宅で行う場合、手や足の場合は洗面器やバケツを使うことができますが、肘など腕全体の痛みの場合は水中にしっかりつけることができません。CRPSの場合は、シャワーだと、水が当たる刺激で痛みが増してしまう場合も多く、うまく実践できないことが多いようです。

 

先日腕全体にかけてのCRPSによる痛みで通院中の患者さまから、「これがあると良いですよ」と勧めて下さったグッズがあります。それがコチラ!

 

  

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その患者様は、特にきっかけはなく右肘関節から始まった強い痛みが前腕や手指・肩にまでひろがり、右腕全体がむくみ、赤く変色して外からは触れることもできない状態で、箸も鉛筆も持てず触れることもできない状態でした。

 

愛知県から治療にこられ、遠絡療法を実施するとその場で痛みの改善はありますが、効果が持続するようになるまで、少し時間がかかりました。ご自宅でも何かできないか、ということで小泉医師より温冷交代浴を勧められました。

 

はじめは、手首から先しか行うことができませんでしたが、ホームセンターでこのシリコンカゴを購入。温浴は浴槽で行い、そのまま浴槽に浮かべたこのカゴに腕全体をつけて冷水浴を行う、そしてまた浴槽で温浴を、浴槽につかったまま繰り返したそうです。温冷交代浴を始めてから、遠絡療法の効果も持続しやすくなり、腕のむくみや色の改善も自覚できるようになり、拘縮していた肘の関節も少しづつ曲げられるようになってきたということです。

 

使わないときは折りたためるそうなので、保管場所にも困らなくて済みそうです。

 

「折りたたみ バケツ」 や 「折りたたみ 桶」で検索すると数多く出てきます。同じような症状で交代浴に興味のある方は一度お試しください。

 

温冷交代浴は、手や足の冷え症の方にも充分効果が期待できます。

必ず、温浴で終わる様に気をつけながら、ぜひ取り組んでみてください!

線維筋痛症患者会・勉強会 『線維筋痛症と温熱療法』に参加してきました!

6月22日(土)、浅草・三井温熱株式会社で開催された医療講演会・体験会に参加してきました。テーマは「線維筋痛症と温熱療法」、当院でバイオレゾナンス療法(波動医学・振動医学)を担当されている高橋 秀則 先生(帝京平成大学特任教授)が講師を務められました。

 

医療講演会では線維筋痛症の説明から始まり、痛みについての解説や自分でできるセルフケアの紹介など盛り沢山の内容でした。特に「痛いときに手でさすると痛みが和らぐ原理」や「ストレスや不安と痛みの関係」は興味深い内容でした。

 

「てあて」という言葉もありますが、痛い部分をさすってあげることは、脊髄の中にある痛みを抑える働きを活性化させてくれるそうです。また、(特にお子様とかがそうだと思いますが)さすってもらうことで安心感が得られ(=不安が減る)、脳の中で起こる痛みの伝達を緩和することができます。昔からある「てあて」は痛みの増減にしっかりと影響をしていたんですね。

 

後半の体験会では、三井温熱株式会社の「宝睡」という温水マットを体験してきました。独自の循環ルートでほどよい温度の温水が巡るマットの上で休むこと15分、柔らかい暖かさで心地よい気持ちになることができました。

 

線維筋痛症のような原因不明の疾患であっても、治療だけでなく心身ともにケアすることの大切さを学べた一日でした。              (治療スタッフ K)

 

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線維筋痛症患者会「前向き闘病の会」主催「医療講演会と体験会」のお知らせ

 

6月22日(土)の午後に東京 浅草にて

線維筋痛症患者会の勉強会が開催されます。

 

当院で「バイオレゾナンス療法」を担当している

高橋秀則医師が講師をつとめます。

 

バイオレゾナンス療法についてはこちらをご参照ください▶

http://koizumi-enrac.webmedipr.jp/contents/bioresonance.html

 

線維筋痛症は、全身の疼痛に加え、睡眠障害・うつ傾向・過敏性腸症候群逆流性食道炎・過活動性膀胱などの自律神経系の症状を伴い。原因が特定されていないため確立した治療法もなく治療が難しい病気といわれています。

当院では『脳・脊髄の機能障害』ととらえ、患者様のライフフロー(生命エネルギー・生体の代謝活動の流れ)を改善する「遠絡療法」や、環境からの障害を除去し調整する「バイオレゾナンス療法」を組合せ、体の内・外からの治療を提供しています。

 

治療と同時に、患者様が普段の生活の中で

少しでもご自分自身でケアしていけるように、

今回の勉強会には、当院の職員も参加させていただく予定です。

 

また、今回の勉強会は、患者様とそのご家族、医療・介護・福祉関係者、学生、その他難病をサポートする社会づくりに理解と関心のある一般の方も対象としているようです。

 

関心のある方は、ぜひご参加してみられてはいかがでしょうか。

 

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「前向き闘病の会」につきましては

下記のURLまたはQRコードをご参照になってみてください。

     

         https://maemukitoubyou.jimdo.com/

 

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「日本遠絡統合医学会」学術研修会・症例報告会の様子を3分52秒の動画でどうぞ(小泉正弘医師の教育講演など)

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文章下の画像をクリックしてください☆

 

2019年5月26日(日)東京海洋大学白鷹館多目的ホールにて

日本遠絡統合医学会 学術研修会が開催され

当院院長の小泉正弘医師が教育講演を行いました。

日本遠絡統合医学会では、年に数回

日本国内で遠絡統合医学・遠絡統合療法を学び

実践している医師や治療家が集まり

症例報告などの勉強会を積み重ねています。

一人でも多くの患者様に良くなっていただく為に

様々な経験を交流して学んでいます。

当日の様子がわかる4分ほどのダイジェスト版です。

CRPSや脳梗塞後遺症の方などぜひご覧になってみてください。

 

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