11月15日(日)に当院で「遠絡統合療法 入門セミナー」開催されます。
遠絡統合療法は、台湾出身の麻酔科医 柯尚志医師(故人) が開発した難治性疼痛などに対する診断学および治療法です。
東洋医学をベースにしていますが、 診断は西洋医学的観点から病態分析を行い、治療法は「 ライフフロー」と呼んでいる生体の流れ(イオン、血液、 リンパ液、髄液、神経伝達物質、内分泌などの流れ) の道すじを調整し、 人間のもつ自然治癒力を本来の状態に戻してさしあげるような治療 法です。
文章などで読むと、 少しあやしいイメージがあるかもしれませんが、
実際に「ライフフロー」 を調整する方程式通りに指や押し棒などで「押圧」 などので刺激を入れると、 狙った場所の痛みやシビレを遠く離れたポイントからその場で変化させ ていけるのを、再現性をもって実感していくことができます。
病態の把握のための診断学、「技法、 語法、心法、能法」という4つの観点から治療を考え、「 遠絡生命医学」 として生命そのものの意味を問うていく考え方など、 非常に奥深い背景をもった治療法です。当院でも、難治性疼痛や原因不明の様々なご症状に苦しむ患者様達の治療を実践する中で、 非常にパワフルな武器のひとつであることはことはまちがいないと 日々確信を深めています。帯状疱疹後神経痛やCRPS,線維筋痛症、長年苦しまれてきた重症の頭痛、両足裏のしびれや痛みなどなど様々な疼痛に苦しむ患者様の治療に取り組む中、毎日のように、この治療法のすごさ、素晴らしさを実感しています。ぜひ、多くの医療従事者にお伝えしていきたいと考えております。
入門セミナーは、技法のほんのさわりではありますが、翌日から患者様やご家族などに試すことができる、その場でできる治療手技をご指導する時間もあります。
日頃、痛みやシビレに悩む患者様と接している皆様。ぜひ、ご検討ください!
下のリンクより申し込みができます。
当日は、蜜にならないように少数での開催を予定しております。
お申込みは、11月10日までです。
お問合せは、小泉医院(遠絡医療)または「(一社)日本遠絡統合医学会 事務局」までご連絡下さい。