治療師ドウシタの 「Bスポット治療体験記」
こんにちは! 突然ですが「Bスポット治療」って耳にしたことありますか?
「あります、、、」という方は、かなり難治性のご症状に悩んでいらっしゃる方かそのご家族、もしくはそんな患者様のご症状をなんとかしたいともがいている医療スタッフではないかと思います。
Bスポットとは、鼻の奥・のどの一番上の場所で、鼻から入る外気からの異物と戦うために炎症が起きやすい場所です。上咽頭とか鼻咽腔と呼ばれます。
Bは鼻咽腔(びいんくう)の頭文字から来ています。この鼻咽腔の慢性炎症によって免疫機能に問題が起こり、結果として鼻咽腔から全く離れた腎臓だとか関節などの病気を引き起こる場合があります。そこまで行かなくても、慢性鼻炎、慢性頭痛、原因不明の難治性疼痛や機能性身体症群状の隠れた原因となっている場合が多々あります。
「Bスポット治療」とは、この上咽頭に「塩化亜鉛」という薬を塗って炎症を治療する
方法です。Ige腎症や慢性関節リウマチ・慢性疲労症候群・掌蹠膿疱症などなどに適応があるそうです。
なんと7月より、このBスポット治療の名人である谷 俊治医師が、小泉医院に直接指導に来て下さっています。
(谷 俊二医師)
実は、遠絡療法で治療ポイントとして重要視している鼻の下のd点というポイントが、上咽頭の炎症改善に関係している可能性が高く、Bスポット治療を併用することでさら
に難治性症状改善の効果が高まる可能性があるからです。
(遠絡療法の 鼻の下と口元のd点を使った治療)
小泉医院遠絡医療センターを訪れる患者様は、子宮頸癌ワクチン接種後副反応を始め難治性疼痛や難治性疾患で苦しんでいる患者様が大変多いです。
そのような患者様に、遠絡治療が最大限の効果を発揮できるよう、その患者様の状態に最も合った治療を提供できるようにと日々 遠絡専門医師による研究・研鑽がされています!
そんなドクター達に少しでもお役に立てればと、わたくし治療師ドウシタも練習台として治療を受けさせていただきました。
以下その時の様子の再現です ♪
~まずはベットに横たわり、谷先生から問診を受けます。
「何か体調の悪いところなどご症状はありますか?」
「体はとっても丈夫ですが多少躁鬱の傾向があります。精神面にも効果ありますか?」 とお聞きしつつ
「きっと、遠絡の下位脳の治療と近い作用があるのなら、精神的なアップダウンの安定にも効果あるだろうな」と
勝手に推測、、、、。
「お?鼻奥にアレルギーの所見がありますよ~」と
谷先生。
次に小泉正弘医師が「じゃあ、やりますから力を抜いてくださいね~。」と薬を付けた大きくて長い綿棒を鼻の中へ、、、、。
Bスポット治療の様子 ^^;
「うげげげ・・・・」痛くはない。
痛くはないのですが、通常は何か物が入るということがありえない場所に綿棒が
はいっている感覚がなんとも言えず、つい苦悶の表情に、、、、。
30秒ほどの時間が、2~3分に感じました。
次に口からのどに綿棒がいれられます。やはり痛くはなかったのですが、反射的に「ググゴッ」といった声、、、。治療時間は、トータルで3~4分ほどのものでした。
治療後の綿棒には血が若干ついています。これは、上咽頭の炎症が無くなると出血もなくなるそうです。私の場合、アレルギーも自覚症状はありませんでしたが、それなり
に炎症があったようです。数回の治療を繰り返すことで、だんだん炎症が改善し治癒していくとのこと。この過程は遠絡療法も同じですが、炎症治癒までの期間はその重症
度によって違うとのこと。遠絡療法を併用されることで、体全体の流れが良くなり、さらにその期間が短くなれば良いと思いました。
なお、治療を受けた後の様子ですが、耳の孔に水が溜まったような感覚があり大量の鼻水が出て難儀しました。風邪を引いた時のように喉が痛いような感じもありましたが、すかさず遠絡療法でその部分の流れを良くする治療ポイントを刺激すると喉の痛みもぼやけた感じになり、数時間後にはとてもすっきりしました。
鼻や喉にものを入れられることに苦痛を感じる患者様は、遠絡治療を優先すれば良いと思いますし、双方の患者さまにとって有益になるでしょう。
早く、当院でも実用化のご案内がしていきたいと思った次第です!
以上、Bスポット治療体験でした。
~追伸~
Bスポット治療を体験してみたい方に耳より情報です!
谷 俊治 先生による治療指導のときに、モニターとして
無料で治療を受けて下さる方を募集します。
日時:9月8日(金)13時30分~
場所:草加整形外科内科4階
小泉医院遠絡医療センターにて
お問合せは 小泉医院遠絡医療センター
TEL 048-927-5370 まで
小泉医院遠絡医療センター
http://koizumi-enrac.webmedipr.jp/index.html