両足裏から踵やふくらはぎに範囲がひろがる痛みについて、
長野県の方から、遠方で受診ができないので、少しでもご自身できることは?
とのご相談をいただきました。
遠絡療法の治療ポイントを使って、ご自分でケアできる方法をご紹介いたします。
<両足に出る痛みの原因について>
足の痛みには
(1)足の痛い場所に原因がある「局所性」の痛み
(例えば、足底筋膜炎、モートン病など)
(2)腰部の脊髄や、痛みの感覚を大脳に伝える中継点の「視床」と呼ばれる部分に
問題がある「中枢性」の痛み
(例えば、脊柱管狭窄症に伴う痛み など)
(3)中枢性の問題があり、そこに局所性の問題が重なっている場合などがあります。
両足裏、同時にはじまる痛みは、ほとんどが(2)または(3)です。
当院では、まず医師が診察を行いご症状の原因を診断し、診断で原因と判断された部位をコントロールしている「ライフフロー(生体の流れ)」を改善することで、足の痛みを治療していきます。
中枢性の治療は、専門の光治療器(半導体レーザー)を使用します。
局所性に対しては、症状から遠く離れた場所にある治療点から、
押し棒を使用した押圧刺激を行い、ライフフローを調整いたします。
ライフフローの道筋はラインと呼ばれ、その調整方法には、6つの方法(技法)があります。当院では専門の医師が6つの技法を組合せた処方式を作成し、それにそって刺激を行います。
今回は局所性に対する6つの技法の中から、ご自身でも刺激が可能なものを
図と動画を使ってご紹介します。すべて、右側のご症状に対するポイントです。
左側のご症状に対しては、紹介の図と反対側のポイントを刺激して下さい。
【足裏の痛み】 右足裏痛⇒左手のポイント 左足裏痛⇒右手のポイント を刺激
足裏の痛みに対してのセルフケア(遠絡療法 編) - YouTube
【足指の痛み】 右足指痛 ⇒ 左手指を刺激 左足指痛⇒右手指を刺激
足指の痛みに対するセルフケア(遠絡療法 編) - YouTube
【足の甲】 右足の甲の痛み⇒左手 左足の甲の痛み⇒右手 のポイントを刺激
足の甲の痛みに対して自分でできるセルフケア(遠絡療法 編) - YouTube
【ふくらはぎ】 右のふくらはぎ ⇒ 右腕 左のふくらはぎ⇒左腕のポイント
ふくらはぎの痛みに対するセルフケア(遠絡療法 編) - YouTube
今回、ご紹介するのは以上です。動画をご参照の上、取り組んでみてください。
少しでも緩和されることをお祈りしております。お大事にどうぞ。
文責:堂下