小泉医院遠絡医療センター ブログ

医療法人財団 東西医会 小泉医院 遠絡統合医療センターからの情報発信です☆

気分すっきり 腹圧呼吸のすすめ ^^

6月もあと数日と終わりに近づきました。

関東も梅雨入り、、、したようですが、少々中途半端な感じですね。

 

低気圧が近づくたびに、遠のくたびに、頭が重くなったり体が痛みが強まったりする患者様も多く、気圧の変動に揺らされて自律神経も不安定になりがちです。

 

庭に水を撒くときにホースに少し圧迫を加えると水がシューッと勢いを増すように、適度な圧がかかっている方が、体内の血液や組織液の流れもスムーズだとか。

気圧がさがると、ライフフロー(生体の流れ)の循環も淀んで詰まりやすくなるのかもしれません。

 

そんな時は、腹圧呼吸を使って体の中からの圧を強めるとバランスがとりやすくなります。

 

➀  まずは、ゆっくり口から吐いてお腹を軽く凹ませます。(イチ 二 サン)

② 次にゆっくり鼻から空気を吸って、お腹をふくらませます。(イチ 二 サン)

 

③ お腹はふくらせたまま口からそっと息を吐きます。(イチ 二 サン)

 

④ お腹の力を抜いて息を吐き切ります。(イチ 二 サン)

 

 

➀〜④を2〜3回繰り返したら、終わりにしましょう。

 

③で、息を吐くときにお腹の力を弛めないのがコツです。(このとき、腹圧が体の内側からかかり、脳にも刺激が入ります。)

 

フフフ ばれましたね ^^ 繰り返すことで、③④➀と息をじっくり吐きだすことができます。

呼吸って吸うより吐く方が大切なんです。「しっかり吐くことができたら、吸うのは自然に入ってくる」と、遠絡療法創始者の柯尚志先生も良くおっしゃっていました。

この腹圧呼吸法では横隔膜も刺激されて自然と副交感神経が優位になるという仕掛けです。

一度にたくさんやるより、作業の合間とか気が付いた時に行ってみてください。

酸素もしっかり取り込まれて頭もすっきりしますよ!

 

呼吸に意識を向けるだけでも、気分の切替えになります!

息を吐くときに、自分の中の重さや詰まりも一緒に吐き出せると良いですね!

お互いに無理せず、夏を迎える準備をしていきましょう。

 

文責 堂下