東西医会 ブログ

医療法人財団 東西医会 草加整形外科内科&小泉医院 遠絡統合医療センターからの情報発信です☆

帯状疱疹後神経痛 自分でケアする方法

帯状疱疹後神経痛(PHN)は、皮膚の表面がピリピリ・ビリビリするような電撃痛や火であぶられているような灼熱痛、剣山でグサグサ刺されるような疼痛、体の中や奥でゴワゴワ・つっぱるような牽引痛・鈍痛など様々な痛みの症状が出ます。

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当院で提供している遠絡療法で、ウイルスに破壊された神経線維の修復を促進することで徐々に回復していきます。(痛みの消失、感覚障害の治癒にいたるまでの期間は、神経繊維破壊の範囲や治療頻度にもより個人差があります。)

 

遠絡療法で治療をしつつ、日常生活を少しでも楽に過ごしていただく為にお勧めしている方法をご紹介します。

 

(1)蒸しタオル療法

 

電子レンジで温めた蒸しタオルを患部にあてて、ピンポイントに「熱刺激」を与えて局所の回復を促進させます。

 

やり方はとても簡単です。

【用意するもの】

・やや厚手のフェイスタオル

・電子レンジ

・水

 

【方法】

1、タオルを折る

タオルの長辺を3つ折りし、さらに半分に折ります。

(電子レンジに入る大きさにする)

 

2、タオルを水で濡らし,水がしたたらない程度に絞ります。

 

 

3、温める

電子レンジ600ワットで1~1分半程度

手で持てるギリギリの温度になるよう温めます。

 

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4患部にあてる(3~5分)

痛みのある部位に直接タオルを当てます。

熱すぎるとおもったら、すぐに離しましょう。

冷めたら終わり。

 

「高めの温度で刺激する」のがポイントです。

火傷しないように、我慢できるギリギリで

試してみてください。

 

(2)晒(さらし)・幅広の包帯・などで圧迫する方法

【用意するもの】

幅のひろい晒(さらし) ※薬局のまたは着物を置いている店(呉服店)など

または、幅広の圧迫固定用包帯(伸縮性のない包帯)など

 

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       晒(さらし)        圧迫固定用包帯

 

(適応)

皮膚表面にこすり傷のようなヒリヒリ感が伴う痛み、服がわずかに触れてもビリッと電撃痛が走る場合などに、皮膚表面から強い圧を加えることで痛みが緩和します。

体幹部(背中~脇~腹部)や腕、腿など比較的患部の面積が広い場合に有効です。

痛む部位を少し強めにしっかり圧迫しながら巻くのがコツです。

 

巻き終わりは、サージカルテープ等で固定します。

※サージカルテープは、包帯などを止めるベージュの簡易テープです。薬局で販売しています。布が留まれば他のものでも代用可。

 

     例)下腹部の帯状疱疹後神経痛 

       イラストは下着の上からになっていますが、   

       皮膚の上から直接圧迫が良い

    

         

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3)生活リズムを整える

 

帯状疱疹は、疲労の積み重ねなどにより免疫力が低下した状態で発症します。

帯状疱疹後神経痛の痛みも、疲労や睡眠不足がより悪化させます。

精神的または肉体的な疲労を回復させること、日ごろから栄養と睡眠を充分にとり、適度に運動を行うなど、心身の健康に気を配り体力を低下させないことが大事です。

また、できる範囲で好きなことや趣味など自分が楽しく感じられることに取り組み、痛み以外のことに神経を集中させること。ヨガや瞑想などに取り組むなど痛みを脳で感じにくくする働きをを活性化させることも大切です。

 

例)感謝の瞑想

 

感謝をすると脳内神経伝達物質セロトニンが分泌されます。

ゆっくりと息を吐きながら「ありがとうございます」

またゆっくりと息を吸いながら「感謝いたします」

 

深い呼吸を意識しながら、

神経を修復させるために頑張っている自分自身の体への感謝から始めて下さい。

椅子に腰かけて目を閉じながら2~3分からでも取り組んでみましょう。

できれば、10分、20分と時間をのばしていきます。

1日2回を目標に行いましょう。

 

以上。ご自身で少しでも良くなるために取り組めることをご紹介しました。

 

帯状疱疹後神経痛の新しい治療法「遠絡統合療法(遠絡療法)」をお知りになりたい方は、小泉医院遠絡医療センター・帯状疱疹後神経痛のページをご参照ください。

 

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