35℃を超える猛暑だったり、
梅雨らしい雨の日が続いたりと、
身体にこたえる日々が続いておりますが、
コンディションは整えていますでしょうか?
小泉医院遠絡医療センターの加倉井です。
・・・ところで「睡眠」はよくとれていますか?
熱帯夜でなかなか寝苦しい夜もありますが、
快適な環境下でも寝れずに困っておる方も多いかと思います。
というわけで今回は「不眠」をテーマにしてみました。
1)不眠の種類
不眠症には大きく分けて4つのタイプがあります。

・床に就いてもなかなか眠ることができない「入眠障害」
・眠れても朝までに何度も目が覚めてしまう「中途覚醒」
・早く目が覚めてしまいそのあと寝れなくなる「早朝覚醒」
・睡眠の質が悪く熟睡した感じが得られない「熟眠障害」
睡眠中には大切なことが体の中で起こっています。
「体や脳を休める」「脳のゴミの排出」「疲労・免疫力の回復」
「記憶の整理や定着」「成長ホルモンの分泌」などなど。
不眠を解消して、質の良い睡眠を得たいですね。
2)不眠の原因
・ストレスや悩みごと
・病気や症状(痛みなど)
・うつ病
・服用している薬、アルコール、たばこ、カフェイン
・生活サイクルの乱れ、時差ボケ
不眠の原因は人によって様々です。
生活を見直すだけで不眠が治る場合もありますし、
医師による治療が必要になる場合もあります。
3)不眠を招く生活習慣
・就寝前の食事、飲酒、コーヒー、喫煙
・夜間の激しい運動(軽いストレッチなどはOK)
・就寝前のテレビ、パソコン、スマホなど
これらは睡眠を妨げる要因として影響が大きいものです。
ここから見直してみるのも治療の第一歩かもしれません。
4)睡眠薬Q&A
治療中、よく聞かれるのが「睡眠薬ってどうですか?」
「習慣になる」「強い副作用」「体に良くない」など
なぜか睡眠薬は良いイメージがありませんよね。
飲まないにこしたことは無いですが、眠れないほうが良くないと思います。
うまく医薬品をつかって睡眠を改善することも大事です。
睡眠薬にもいろんな種類があります。
入眠を促すもの、睡眠維持を保つもの、
担当の医師に相談しながら治療してみてください。
ちなみに、市販で売られている「睡眠改善薬」
これはジフェンンヒドラミン塩酸塩と呼ばれる
「抗ヒスタミン剤」が主成分となっていくお薬です。
・・・花粉症治療薬の中に眠くなることがありますが、
この副作用を「主作用」にしているのが「睡眠改善薬」です。
短期の使用なら問題はないと思いますが、
睡眠薬と比較して「翌朝の影響が大きい」「依存・耐性をひきおこす」など
副作用も少なくありません。服用して不眠の改善がみられない場合は
医療機関を受診することをお勧めします。
5)不眠と遠絡療法
遠絡療法では視床下部や脳幹など自律神経系・内分泌系の中枢機能が
低下してホルモンバランスなどが乱れることによって不眠が起こると
考えられています。遠絡治療ではソフトレーザーや木製の押し棒を
つかってツボのようなポイントを刺激することで、
視床下部や脳幹の機能の正常化をして、睡眠障害の改善をはかります。
6)やってみよう、セルフケア
不眠の治療に使うツボ(経穴)を4つ紹介します。
指やツボ押し棒などで、「痛気持ちいい」くらいの強さで
ゆっくり5秒くらい押してみましょう。これを3~5回くらい繰り返します。
市販で売っている「台座灸」や、
つまようじを30~40本まとめた「つまようじ鍼」も良いでしょう。
ご自身に合った方法を見つけてみてください。

※台座灸は火を使いますので取り扱いには十分ご注意ください




「睡眠」は体にとってとても大切な時間です。
環境を整えて質の良い睡眠を得られるようにしましょう。
