小泉医院遠絡医療センター ブログ

医療法人財団 東西医会 草加整形外科内科&小泉医院 遠絡統合医療センターからの情報発信です☆

遠絡治療 卒業報告(帯状疱疹痛)

小泉医院の加倉井です。ようやく気温が上がり始め、桜の蕾もほころび始めたようです。3月は卒業のシーズン。ということで、今回は症状が改善し治療を卒業された患者様のご報告をさせていただきます。(ご本人様の承諾を得て掲載しております) この患者様は…

遠絡療法の書籍が発売になりました!

小泉医院遠絡医療センターの加倉井です。 この度、日本遠絡統合医学会の先生方で監修された書籍「瞬間消痛!マンガでわかる遠絡療法」が販売されることになりました。 前半では「遠絡療法」をわかりやすくマンガで紹介、後半にはご自身で出来る「特効セルフ…

「第53回日本慢性疼痛学会」に症例報告してきました!

三寒四温、梅も咲きほこり春の訪れも近いと思いきや、寒風に身がすくむ昨日今日、 皆様いかがお過ごしでしょうか? 遠絡療法指導治療師の堂下です。 第53回日本慢性疼痛学会に「神経障害性疼痛に対する遠絡療法の治療効果」について 症例報告をして参りまし…

第53回 日本慢性疼痛学会 2024 に学会報告してきます!(医療従事者の皆様へ)

こんにちは! 遠絡治療師の堂下です。 理学療法士になってから34年の人生のうち、遠絡療法を専門とする期間の方が半分となりました。時が経つのは、早いものです。 突然ですが2024年2月23日(金)に第53回日本慢性疼痛学会に、小泉先生の代理で学会報告して…

腸活して花粉症予防!

2024年になり早くも1か月が過ぎようとしていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?・・・3年間続いた子どものお弁当作りからようやく解放された治療師の加倉井です。(次は4年後・・・) さて、まもなく花粉症のシーズンを迎えます。2024年は例年並みまた…

「おめでとう!」・・・そして、不思議だと思うこと。

遠絡療法 不妊治療

帯状疱疹の予防について

ここ数年、「帯状疱疹」と「帯状疱疹後神経痛(PHN)」のお問い合わせや来院される患者さまがとても増えています。そこで今回は帯状疱疹の予防法をまとめたいと思います。 ・・・その前に、3分でわかる帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛について予習です。 ・原因…

遠絡療法 脱線話

遠絡療法(遠絡統合療法)創始者、柯尚志ドクターは、台湾出身のとてもユニークな先生でした。柯先生のクリニックに、2007年から柯先生が亡くなる2016年まで治療師としてお世話になりました。 柯先生の遠絡療法の魅力は、勉強していた先生によって色々あると…

「笑ってますか? 痛くても。痛いからこそ。」(慢性疼痛に伴う不健康な思考パターンへの対処法)

最近、笑っていますか? 「目覚めとともにやってくるあの感覚 ずきずき、びりびり、がんがん、、、 ぐっと歯を食いしばり 息をとめる あまりの激痛にマンションのベランダから飛び降りようと思う でも家族に迷惑をかけると思い、ぐっとこらえる 気を紛らわそ…

アロディニア(異痛症)の症例について学会報告してきました☆

6月17日(土)栃木県宇都宮市で開催された「日本レーザー治療学会 学術研修会」一般演題のパートにて、『遠絡統合療法において半導体レーザーを使用するメリットの報告 〜アロディニアの症例を通して〜』を学会報告して参りました。 アロディニア(異痛症)…

自律神経を整えるセルフケア(小泉医院式呼吸法)

5月だというのに強い陽射しで気温が30℃を越えたと思えば 翌日には最高気温も10℃台と急降下かつ湿度が高い、など 目まぐるしく変わる天気が続き、 自律神経も大きく揺らされています。 普段はお元気な方も、 だるさやめまい、肩こりや腰痛、気持ちの落ち込み…

夢への第一歩 #線維筋痛症

今年の春、夢への第一歩を踏み出した患者さまのお話です。 初診当時、中学2年生だったSさん。もともと「眼の奥の激痛」や「まぶたの痙攣」「視覚異常(床や壁がボコボコ見える)」など、様々な症状があり、学校へ行くこともできない状態でした。 2021年3月…

ご自身で通路を開いていただくために(MBS統合メソッド)

本日は、カウセリングプログラム(MBS統合メソッド)での経験を ご紹介します。 患者様(Mさん)のテーマは「足の痛み」 本日、2回目のセッションでした。 初回のセッションでは 「足の痛み」を強めている「アクセルとなっている感情の詰り」が どこにあるの…

CRPSをのりこえて 

「今朝、ダメ元で受験した目標の大学への合格がわかったんです。」 「ネットで確認して、自分のメールとパスワードだから、たぶん本当なんだけど、まだ信じられない気持ちでいっぱいなんですけど。」 昨日、久しぶりに愛知県から治療に来られた20歳のお嬢さ…

『足裏、踵、足指、足の甲、ふくらはぎの痛み に自分でできるセルフケア動画』(遠絡療法版)

両足裏から踵やふくらはぎに範囲がひろがる痛みについて、 長野県の方から、遠方で受診ができないので、少しでもご自身できることは? とのご相談をいただきました。 遠絡療法の治療ポイントを使って、ご自分でケアできる方法をご紹介いたします。 <両足に…

「そういえば、、、、できるようになったね」(脳血管障害後遺症 神経因性疼痛 左半身しびれ痛み)

I氏(66歳 男性) 2021年1月に脳幹出血。リハビリ病院退院後も、左半身(顔面、体幹、上下肢)に 強いシビレや痛みが残り、2021年10月より遠絡療法開始。 当初は、シビレに頚痛(動かすのもつらい)腰痛、大腿後面痛、足裏痛などもあり、運動麻痺は無いにも…

(一社)日本遠絡統合医学会 2022年度学会をのぞいてみませんか?(WEB オンデマンド)

小泉医院遠絡医療センターにて、治療の柱として提供している 「遠絡統合療法(えんらとうごうりょうほう)」 どんな治療法なのか興味のある医師やコメディカルの先生方へご案内です。 「一般社団法人 日本遠絡統合医学会 2022年度学会」に参加されませんか?…

2022年日本慢性疼痛学会に当院の実践を報告いたしました。

2022年日本慢性疼痛学会(2月25日~26日)に「足裏の痛み、しびれ、ジャリを踏んでいる違和感に対する遠絡療法による取り組み」ということで、当院の実践を報告いたしました。 特に両足裏に同時に出てくる症状は、通常の整形外科等で行われる局所的な治療で…

小泉正弘医師が、日刊ゲンザイの取材を受けました。

日刊ゲンダイから、小泉正弘先生が「遠絡療法」と「腰痛」についての取材を受けました。痛いところに直接触れずに治療ができる「遠絡療法」(正式には、遠絡統合療法) 当院では、小泉正弘医師が腰痛だけでなく、お一人お一人のお体の状態を丁寧に診察し西洋…

「鎮痛脳リハビリ」 基本の考え 【前提】

『鎮痛脳リハビリ』 基本の考え 【前提】 自分の人生に起こるすべての具象は 自分に必要があって自分がおこしている 無意識の自分が自分のために その環境・出会い・経験を準備している そこから何を学び何を得て何を選択していくのか 無意識の自分はいつも …

長く続く痛み・しびれの患者様へ 『自分の心をムチ打っていませんか?』

患者さんとの会話で、大切なことを気が付かされましたように感じました。 急性脊髄炎後遺症で両下肢の痛み痺れがずっと継続しているAさん(60代女性)との会話です。 Aさん 「遠絡療法の治療は棒で押されて痛いですけど、自分の普段の痛みと違うところが刺激…

足の捻挫を繰り返さないためのセルフケア(遠絡療法&関節トレーニング 動画付き)

小泉医院遠絡医療センターに、右のお尻の痛みとすねの外側から足裏にかけてのシビレを訴えて来院されたSさん(50代女性)はジョギングが趣味です。長距離マラソン(42.195km)やトレイルランニング(登山道を走る競技)を行うそうです。 小泉正弘医師が診…

「線維筋痛症(せんいきんつうしょう)は一生治りませんよね?」 そんなことはありません!!

線維筋痛症(せんいきんつうしょう)とは、原因不明の全身の疼痛に加え、しばしば不眠、うつ病などの精神症状、過敏性腸症候群・逆流性食道炎・過活動性膀胱などの自律神経系の症状を伴い、中高年の女性に多く発症します。 当院で対応している患者様の1割程…

鎮痛脳リハビリ2『ポジティブ回路・脳トレーニング編』

脳の痛みを鎮めるセルフトレーニング(鎮痛脳リハビリ2) 「ポジティブ回路・脳トレーニング編」 人が行為を行う前に無意識に行っている思考パターンが、ふたつあります。 ひとつは、「○○しなきゃ」というネガティブ回路(苦痛系回路)。 もうひとつは「こ…

【医療従事者の皆様へ】「遠絡統合療法 入門セミナー」のご案内

医療系国家資格(医師、歯科医師、PT,OT,ST,看護師、柔道整復師、鍼灸マッサージ師など)をもつ皆様へのご案内です。 11月15日(日)に当院で「遠絡統合療法 入門セミナー」開催されます。 遠絡統合療法は、台湾出身の麻酔科医 柯尚志医師(故人)が開発した…

「右肩から手指のCRPS」遠絡療法で治療継続約2年 だいぶ改善されました^^

小泉医院遠絡医療センターと愛知県刈谷市の「接骨院 千手堂]」の遠絡指導治療師の馬越信行先生と、連携で右上肢のCRPSの女の子の治療を継続して約2年。当初は触れると悪化する痛みと肘や手指の拘縮が強く、鉛筆を持って書字を行ったり、口元に箸やスプーンを…

「右肩から手指のCRPS」遠絡療法で治療継続約2年 だいぶ改善されました^^

小泉医院遠絡医療センターと愛知県刈谷市の「接骨院 千手堂]」の遠絡指導治療師の馬越先生と、連携で右上肢のCRPSの女の子の治療を継続して約2年。当初は触れると悪化する痛みと肘や手指の拘縮が強く、鉛筆を持って書字を行ったり、口元に箸やスプーンを運ぶ…

「慢性疼痛」の患者さまへ  じっくりあせらず、まずは一緒に力を抜くことから始めましょう ^^

痛みは私たちが日常生活の中で経験する不快な感覚の一つです。 本来、痛みはからだのどこかに異常が発生したという信号を送るという大切な役割をしています。なくてはならないものです。 しかし、原因としての病気やけがによる損傷は治癒しているにもかかわ…

CRPS (複合性局所疼痛症候群)とは・・・そんなに痛む原因がわからないと言われて困っていませんか?

打撲や骨折などケガのあと、なぜか痛みがひかない、治らない、だんだん範囲がひろがったり、気のせいか反対側まで痛い、ビリッと電気が走ったり、ヒリヒリ熱っぽい、、、。医者もリハビリの先生も良くわからないという。自分の腕(足)いったいどうしちゃっ…

おすすめします!「鼻うがい」 

5月26日 ようやく新型コロナウイルス渦による緊急事態宣言が解除され、これから徐々に以前のように通勤や通学が再開されます。しかし、ここで気を抜いて油断してしまうと、また、再び感染拡大の可能性があります。 気温があがり、マスクをしているのも苦痛で…